まず改善への一歩として、今の肩の状態を知ることから。
五十肩には3つの段階があります。
①炎症期(発症から2週間程度、じっとしていても痛みのある人もいます。)この時期は、基本的に安静の時期です。お薬や湿布などで炎症を抑えてあげ、とにかく安静が大事です。
②慢性期(じっとしていれば、強い痛みに襲われることはなくなります。)この時期は、関節付近に癒着ができて、可動域が狭くなり、動かすと激しい痛みを伴う時期です。動かさなければ痛みを感じないのでどうしても動きが少なくなり固まりやすくなります。
③回復期(激しい痛みが徐々に軽減されて可動域が増えてきます。)この時期に完全に可動域を回復しないである程度痛みが落ち着いてくるとそこで、満足してしまう方が多く見受けられますが、ここでもう一歩頑張った方が、再発しない方が多いです。